デュボワのパブリックエデュケーション活動

Dentistは公共事業の請負人! Dental Artistは個性の開花!

2011年2月11日 日本歯科評論掲載

Dentistは公共事業の請負人! Dental Artistは個性の開花!

歯科医師一人ひとりの"個性の開花"、それが近代歯科医療に欠かせない歯科医師の心のスタンスになってくる。われわれもそろそろ公共事業的医療から脱却し、患者個人の感性に応える医療を提供することが求められているのではないか。 現在の歯科医師は世界的にDentistryに基づいたDentistという位置付けであり、歯科医師といえども医師とは分けられている。本来、内科医はPhysician、外科医はSurgeonであり、-tistとは"歯(Dent)を専門に扱う人"といったところで、-cianや-geonとは一線を画す。これはかつてのむし歯の大流行に対処すべく、医科から歯科を切り離し、より効果的に歯の修復に特化した歯科医師を養成した先進国の一種の公共事業のようなものである。それを福祉医療という位置付けにおいて国家が統括し、患者もそれに従ってこの公共事業的医療を受け入れてきた。当然、選択肢はあまり与えられていなかった。

感性は個人の中で一貫している

長い間、"歯科医師(Dentist)"とは、日本においては保険医という名のもとに"公共事業的歯科医療を担う人"であった。今も大方は変わらない......と思っているのは、われわれ歯科界の人間だけかもしれない。 しかし、現在は歯科医学の進歩、特に齲蝕や歯周病の原因が解明され予防医学が進んだことに歯科医師数が増えたことも加わって、国民の口腔の健康状態はかなり改善してきている。こうした環境の変化は、患者の選択肢が増えて"選べる時代"にシフトしてきたということであり、つまりわれわれ歯科医師が選ばれる立場になったということでもある。これはもはや単なる流行ではなく、社会的な変化が起き始めている。そうなると、知りたくなるのは"患者がクリニックや歯科医師、あるいは治療を選ぶときに基準は何なのだろうか?"ということだ。歯科界に"マーケティング"という言葉が飛び交うようになったのも、元はといえば、社会的な変化に経営が影響される時代になった象徴である。 自らを「コンセプター」と称する坂井直樹氏の言葉を拝借すれば、「感性は個人の中で一貫している。たとえば、ベントレーやロールスロイスを選ぶ人の感性は、貴族的であり、祖父や祖父母の影響を受けており、生活様式に秩序と統一感、持続性を求める。当然、身の回りのものは、一貫したその感性のもとに選ばれている。アウディTTやスカイラインGT-Rを選ぶ人の感性は、日常生活においても自分自身のアート心を満足させる美的な生き方を追求する。合理的で整理整頓された空間に美を感じるタイプであり、ホテルの選び方からしてその価値観は影響している......。自己表現とは、小説を書いたり、絵を書いたりすることばかりではない。最も簡単な自己表現は消費することである」となる。 クリニックや歯科医師を選ぶときの価値観にもこれらの感性は当然影響していると思われるが、特に治療内容に関しては、その一貫した感性で選択している。たとえば機能性重視に始まり、安全性、審美性、MI、評判、学歴、専門性、人間性、自由診療、保険診療、時間、期間......等、重視される内容を挙げるときりがない。患者の感性は、われわれの医療の本質とは別のものを観ていると言わざるを得ない。そして、これらの感性を漂わせる組み合わせを考えると天文学的となり、もはや芸術的な処理でしか対応できない。


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